打ち合わせ（10/2）

朝、妻の母から電話で、四柱推命の専門家に見てもらった結果、
１階トイレの位置が悪いので妻と娘が病気になると言われた。

私は家相とか風水といった、うさん臭い類のものは嫌いなので、
妻の母が専門家に見てもらうという話はちらっと聞いていたが、
私には絶対結果を報告するなと言ってあった。

ところが結果が結果なだけに、妻は私に報告せずにはいられなかったらしい。

ヘーベルハウスの時にも妻の母が同じ専門家に見てもらったらしく
階段の位置が悪いので私が死ぬと言われた。

私が死ぬのはいいが、娘のことまで言われたので腹が立った。
怒りを通り越して、笑うしかないという状態をさらに通り越すとどうなるか。
また怒りにもどる。

会ったこともない、話したこともない人間のことを
何の根拠もなく、軽々しく発言するのは理解できない。

人間というものは頭では全く信じてないことでも、
言われたら不安になるし、気分も害する。
生死に関わるようなことであれば、なおさらだ。
言われたことでストレスが溜まって病気になるかも知れない。

四柱推命は統計学だから家相や風水とは違うと義母は言ってたが、
土地の場所や広さ、形、方角、建築方法、間取り、設備等、
全く同じ家なんて存在しないのだから、
こんなもんは統計でもなんでもない。

あの有名なババア占い師に
「あんたこれからどんどん伸びるわよ」と言われたホリエモンは、
その直後に逮捕された。出所後も伸びてる気配はない。

そんなもんだ。

妻の母が私達家族のことを心配してくれるその気持ちはありがたい。
しかし地鎮祭１週間前にいきなりトイレの位置を変えろと言われても無理な話だ。

間取りを一旦白紙に戻す必要があるし、現状のままトイレだけズラすとなると
基礎も増やして数十万ではすまなくなるだろう。
もし科学的根拠があっての話なら数百万でも惜しまないが、
全くの嘘っぱちにそんな大金は出せない。

それにしても腹が立つ。が、この怒りの持って行き場がないところがつらい。

兎に角こういった類の話は、他人に引っ掻き回されてイヤな気分になるだけ
というオチになるのが大半だ。


昼からの打ち合わせに向かう。
普段家族で出かける時は妻の車を使うが、
妻の車のパンクに気づき、急遽私の車で行くことに。
今日はついてない。

本来なら楽しい打ち合わせになるはずが、イヤな気分を引きずっている。

前回までの変更分で差額の大きい項目のうち不要な項目を削った。
ブツブツ付きのシンクとオプションの玄関ポーチタイルだ。
ポーチタイルは標準でも気に入るものがあったのでそちらに変更した。
標準のポーチタイルは今まで見たことなかったような気がする。

他に雨の日でも洗濯物を干せるように浴室暖房乾燥機も追加した。
これが意外に安くてブツブツのシンクより安かったので付けて正解だ。

あと階段の造作部分によって階段下天井がどれくらいの高さになるのか
確認して後日連絡をもらうことにした。


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