三洋ホームズ最強の家づくり

頑丈な構造躯体で知られる三洋ホームズ
その中でも最強(自称)の耐震性を誇る我が家の建築記録です
オール電化ですが太陽光発電はついていません

ヘーベルで請負契約〜
そしてキャンセル
遊休期間
ミサワの家が気に入る
三洋ホームズで請負契約
各社検討して思ったこと
請負契約してから
建築のようす
その後...
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SxL



SxLでもミサワで設計してもらったプラン・外観を変えることなく
見積りをお願いしたい旨、営業に伝えた。

後日、展示場へ行くと上司にあたる人が応対してくれた。
なんでも営業のご家族に不幸があって急遽北海道に帰ってしまったらしい。

せっかく来たので壁体内換気システムの模型を見せてもらった。
目に見えるように煙を使って、壁の中を空気がのぼっていく様子がわかるようになっている。
メカニズムを聞くと「科学的に解明されていない」と言われた。
(ほんまかいな)

後日、SxL本社のデザインチームからやってきたという設計士を交えて打ち合わせを行う。
最初に設計士が一言、
「私の地元ですので精一杯家づくりのお手伝いをさせて頂きます」
と言った。
出身がどこだろうがそんなことは関係ない。
土地をさがすわけではないのだから土地勘は不要だ。

その後「今は大阪でやってますが、以前は東京で活躍してました・・・(略)」
みたいな話をはじめた。
そんなことどーでもいい。
『俺のデザイン』だの『家は作品』だの言い出すような典型的な建築家という印象を持った。
少なくとも好印象ではない。

早速、ミサワで書いてもらったプランを見せた。
設計士はプランを一通り見た後、
「わたしに希望されるのはどういったことですか?」
と聞いてくる。
質問の意味がわからない。
質問に質問で返すが、どうも話が噛み合わない。

営業にはミサワのプランが気に入っているので
全く同じもので見積りしてほしいことを伝えていたが、
どうやらそれが設計士には伝わっていなかったようだ。

たまたまミサワの設計士に作成してもらったプランが夫婦ともに非常に気に入ったけど
ミサワは高そうだからSxLでも検討したいので、出来ればそのままの形でお願いしたい、
ということをプライドを傷つけない程度に伝えた。

(なんで俺が言わなあかんねん)
営業は終始ニコニコ顔だ。
状況がわかってないのか。

ようやく認識が合ってきたところで、設計士が再度間取り図を見てこういった。
「そうですね、オーソドックスでコンパクトにまとまっていて、まあ、いいお家ですね」
感想なんか聞いていない。

その後もイヤな感じの続く打ち合わせだった。
この設計士はかなり露骨だ。
他社のプランのまま進めるのはプライドが傷つくから嫌だというのがヒシヒシと伝わってくる。

その考えを否定する気はないけど、それなら最初に客の依頼を断ればいい。
こちらからも嫌なら断ってくれと最初に一言言ってある。

とりあえず見積りをお願いして家に帰った。
ある日、自宅のポストを見てみると、営業から直筆の手紙が入っていた。
開けて読んでみると
「こちらの設計士が至らずに不快な気分にさせてしまった、申し訳ない」
みたいな謝罪の文章が書かれていた。
また文章の最後には設計士を交代するとのこと。

後日、打ち合わせに行くと営業と一緒に今度は若いにいちゃんがいた。
新しい設計士だ。
篠山紀信の息子に似ている。

この設計士も、私の要望をあまりわかっていないようなので一から説明する。
要望としてはプランも出来上がっていて単純明快なのだが。

すると切妻屋根の周囲のパラペットを立ち上げるような構造は
難しいかも知れないと言った。
(なんで?同じ木質パネルなのに?)と思ったが、まあそれは仕方がない。

残念モードでモデルハウスを去った。
帰り際、展示場の隅っこでタバコを吸ってたら営業がやってきて
ひょっとしたらなんとか出来るかも知れないので、
自宅に伺うから○月△日に時間とってくれとのこと。

OKしてその日は家路につく。

後日、営業と篠山紀信の息子が二人で自宅にやってきた。
冒頭から設計士は不満そうに言った。
「前回ご要望の外観は難しいと言いましたが、やっぱりこんな風にしか出来ません」
立面図を見ると一辺だけ屋根がビヨーンと飛び出ている。カッコ悪い。

外観がカッコ悪いと言うと、
「そうですよね、無理とわかっていながら、
 なんで今日ここに呼ばれているのか正直わからないのですよ」
と穏やかに逆ギレした。

「いやいや、そちらの営業が時間をとってくれと言ったんですよ」
と切り返す。

結局、構造的に無理ということがわかったのでお断りさせて頂いた。
見積り金額も予算より1000万ぐらいオーバーしていたし。

それにしてもここの営業、人は良さそうだが設計士への連絡漏れが多そうだった。
相手が現場監督でも同じだろう。これでは契約したとしてもトラブル続出のはずだ。
断ってよかったと思う。

設計士もなんだか一癖もふた癖もあるような人ばかりだ。
設計士というより、デザイナーという感じがした。
生産性とかけ離れた仕事をしている人間はよくわからない。

あとアポなしで自宅に来ることも多かった。
年配の方なので特に注意する気にもならなかったが、ミサワといい、SxLといい、
木質パネル系はアポなしが流行っているのか。


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