三洋ホームズ最強の家づくり

頑丈な構造躯体で知られる三洋ホームズ
その中でも最強(自称)の耐震性を誇る我が家の建築記録です
オール電化ですが太陽光発電はついていません

ヘーベルで請負契約〜
そしてキャンセル
遊休期間
ミサワの家が気に入る
三洋ホームズで請負契約
各社検討して思ったこと
請負契約してから
建築のようす
その後...
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ヘーベルハウス(2)



契約後、営業からの勧めでいろんな展示場を見て回ることにした。
とりあえず、なんば展示場に行った。

ほとんどのメーカーは2階建てと3階建ての2軒ずつ建っている。
積水ハウスはシャーウッドも含めると3軒だ。
2階建てのほうがお金持ちってイメージがあるけど、
3階建てのほうが豪華なところが多かった。

ヘーベルで契約しているので3階建てのヘーベルに入ってみる。
典型的な金持ちの家だ。
3階建てといっても細長〜い狭小住宅じゃない。
建坪でさえ普通の2階建てより広い。
自分たちの家が何個入るかついつい数えてしまう。

モデルハウスのすぐ横を南海電車が走っているが全く音が気にならない。
さすがヘーベル板だ。
遮音性が優れていることを実感できた。

次に積水ハウスの3階建てに行ってみた。
このモデルハウスが今まで見た中では一番豪華だった。
玄関入るとホテルのフロントクロークみたいなものがあってフカフカの絨毯が敷かれている。
キッチン、設備も全て特注らしい。

極めつけはシアタールーム。というより映画館だ。
どでかいスクリーンが巻き上がると、その奥は舞台になっていてドラムセットが置いてある。
やりたい放題だ。
自分たちの家の何倍か計算していたが途中で忘れてしまった。

積水ハウスのデザイナーズハウスにも入った。
営業も他の積水ハウスに比べてお洒落だ。
なんだか場違いな空気に包まれつつ見て回った。
家の真ん中が庭になっていて木が生えていた。
地震には弱そうな作りだな。


そんなこんなで展示場を後にする。
内装の参考にはならなかった。

後日、内装決めのため堂島のアバンザにあるショールームへ行った。
ヘーベルハウスの契約者は皆ここに集まるらしい。
なので、もっと広いのかなあと思ってたけど1フロアだけで意外にショボかった。

他にも何組かの客がいて、隣のテーブルは2世帯家族らしく大賑わいだ。
テーブルに置かれた間取りをチラ見すると、かなりデカそうな家だった。
しばらくするとその家族、喧嘩をはじめた。
どうやら内装をどれにするかで揉めているみたいだ。
金があってもみんな大変なんだなと思った。

うちは家が小さい上に喧嘩が多いからもっと大変だ。

早速キッチンや風呂等の設備と内装を決めていく。
気に入ったものは全て高い。
みるみる値段があがっていく。
その日に決めた設備で総額を出してもらうことにしてその場を後にする。

まだ間取りに100%満足していなかったので、
家に帰る前に1級建築士である妻の叔父に会って相談した。
さすがに大手HMで設計していただけあってオオッと思うプランを書いてくれていた。
早速このアイデアを取り入れられないか営業に相談してみよう。

と、ここまで順調に来たのだが、、、ある夜、寝る前に妻がポツリといった。

「ずっと思っててんけど、やっぱりヘーベル高すぎるからやめへん?」
「今更何言うてんねん!!」
「私らはいいかも知れへんけど、この子にまでしわ寄せが行くのはイヤや」と妻。
川の字の真ん中に寝ている、娘の寝顔を見る。
なんだか大仏に似ている。

「わかった、やめよう」

次の日、営業に電話してキャンセルしたいと告げると、
びっくりした様子。無理もない。
兎に角、直接会って話したいということになり、展示場までいくことに。
どんな雰囲気になるかはだいたいの察しがついていたので、展示場には私一人でいった。

案の定、営業はカンカンだ。
「キャンセルする客なんてはじめてですよ!」と言われた。
少し目頭を熱くして
「一緒に最高の家建てようって言ったじゃないですか!」と言われた。

金のことしか頭になかったので、契約金は戻ってくるか聞いたら、
当然のように「戻りません」とのこと。

でも契約金がまるまる戻らなければ大損だ。

後日、上司も同席の場で、
「できるだけ契約金が戻るように会社にかけあってみるので時間をください」
と言われた。
向こう側の都合のいいようにもって行かれるかも知れないとの不安もあったが、
そこは任せてみることにした。
結局1ヶ月ほどたって約半額が返金された。

35年しんどい思いをするよりは、勉強代だと考えてあきらめた。


関係ないが他人のブログを見ていると必ずサランラップもらってるけど
私達は1本ももらってない。


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